1.ふるさと
兎を追い、小鮒を釣ったりして遊んだ故郷の追憶の念を歌い上げた小曲です。 作曲の岡野貞一は敬虔なクリスチャンであり、賛美歌のように素直な旋律をつくりあげました。
2.早春賦
オペラのアリアを思わせる伸び伸びとした旋律で、胸に秘めた恋心の苦しみと、春を待ちわびる心を歌っています。作曲者は当時は数少ないパイプオルガン奏者でもありました。
3.見上げてごらん夜の星を
同名の映画主題歌としてつくられ、坂本九の歌で大ヒットしました。優しい旋律が、数十年経った現在もなお、聴衆の心に温かい光を投げかけています。
4.夏の思い出
「早春賦」の中田章の息子・喜直の曲。群馬県にある尾瀬沼の自然を織り込みながら、夏の日の楽しいピクニックの思い出を語る曲です。中田喜直はピアノ教育者としても活躍し、子供向けの独奏曲を多く作りました。
5.浜辺の歌
ヨーロッパ民謡の風合いも感じさせる優美な一曲で、海辺を歩きながら、かつて愛した人の面影を懐かしむ気持ちを歌っています。作曲者の成田為三は、詩人の北原白秋らとの交流を経てドイツに留学し、帰国後欧州の影響を受けた歌曲を多く作りました。
6.赤とんぼ
夕陽の中で、高く飛ぶトンボを捕らえようとして手を伸ばした記憶・・・。誰もが持っている子供時代の記憶と、親しい人との別れの寂しさを歌った叙情的な作品です。
7.七つの子
子供を思う温かい気持ちを、夫婦仲良く雛を育てるカラスに託して歌った歌です。カラスは古代日本では、太陽の使いとして神秘的な鳥とされていました。
8.みかんの花咲く丘
昭和25年、当時人気のあった少女歌手のために作られた曲です。ラジオから流れた歌声は、大戦後の荒れた人々の心に、みかんの白い花に似た明るさを与えました。
9.英国小夜曲
曲の感動的な調べは広く世界各地に伝わり、色々な声楽曲や器楽曲にも編曲されました。世界で最も美しい調べであるといわれています。
10.春への憧れ
この曲のうきうきさせられる情熱的旋律の調べは、春を待ち望み、春の来たことを喜ぶ気持ちを表しています。
11.村の娘
この曲の明るくなめらかな旋律は、村の娘のびっくりさせられるような活発でかわいい姿を表現しています。しかも情熱的で奔放な気持ちがあふれています。
12.嘆きのセレナード
この作品はトセリの歌曲の中で最も広く世に伝わっている作品です。美しく大らかでしなやかで優美なメロディーは恋人に語りかけている言葉のようで主人公の内面の深い心情を述べています。
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